もらってうれしい株主優待。株主優待ガイドはそんな株主優待投資をこれから始めたい初心者の方に基本を解説します。

現物買い+一般信用売り戦略

現物買い+制度信用売りの戦略を活用したもので、逆日歩がかかるリスクのある制度信用取引ではなく、一般信用取引を使います。一般信用取引には逆日歩の制度がないことを利用したもので、さらにリスクが小さくなります。デメリットは、取引できる証券会社が限られたうえ、対象銘柄数が少ないことです。

基本的な考え方については「株主優待のタダ取りテクニック」をご覧下さい。

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現物買い+一般信用売り戦略とは

この戦略は、「現物買い+制度信用売り戦略」における「逆日歩発生のリスク」を抑えるための方法です。

逆日歩リスクのない方法ですので、こちらは手数料と金利だけで完全に株主優待をタダ取りすることができます。

現物買い+一般信用売りは逆日歩リスクがない

そもそも逆日々という制度は「制度信用取引」という証券取引所が定めた方法を使っている場合にしか適用されないので、逆日歩がない「一般信用取引」を利用すればいいのでは?というものです。

しくみや方法は「現物買い+制度信用売り戦略」の場合と全く同じです。制度信用取引で空売りした銘柄を「一般信用取引」でやればいいだけのことです。まったく同じ方法で逆日歩のリスクなく株主優待を無料でゲットすることができます。

最近のネット証券では、取引画面で「制度信用取引」を使うか、「一般信用取引」を使うのかを取引ごとに選択できるようになっているので面倒もありません。

現在のところ、一般信用取引において空売りができるネット証券は続々増えています。

いわゆる大手ネット証券はほとんど対応していますね。

基本的には多くの証券会社に口座が必要

一般信用取引の空売りに関しては各証券会社がもつ在庫次第であるため、一般信用クロス取引を使った株主優待獲得を目指すなら、対応したすべての証券会社に口座が欲しいところです。

コストは少し高い

一般信用の空売りを使った方法は、コスト(貸株料)などが制度信用取引よりも高くなっています。そのため、逆日歩を考慮しないのであれば「制度信用取引」を使うほうがコスト面ではお得です。

 

信用制度売りを活用したテクニックについて

本手法は株式投資における「信用取引」を利用します。信用取引は取引のやり方によってはリスクの高い取引となります。

信用取引のリスク」「一般信用取引とは」などの解説サイトをご覧になったうえでリスクを理解してお取引下さい。

本手法を用いて発生する全ての損害については自己責任でお願いいたします。

 

株主優待生活のために活用したいネット証券

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株主優待のための証券会社の選び方のポイントは「株主優待におすすめな証券会社比較」をご覧ください。

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