株主優待目的の投資と証券会社比較
株主優待獲得を目的とした投資を基本とする場合の証券会社選びとは一体どのようなものなのでしょうか?ここでは、株主優待に役立つ証券会社の機能を以下に分類し、それぞれを満たしている証券会社を徹底的に比較します。
一般信用取引で空売りができる | 一般信用取引で「空売り」ができる場合、空売り+現物買いを組み合わせることで、貸株料のみで株主優待をゲットすることができます。 制度信用売を使った時の「逆日歩リスク」が無いのがメリットです。いわゆるタダ取り(クロス取引)を考えている場合は、一般信用売りが可能な証券会社はできるだけ抑えておくべきです。 |
未成年口座が持てる | 家族で分散して投資する事で株主優待を効率的にゲットできる点がメリットです。 最近はジュニアNISAなどが登場した影響もあって多数の証券会社が未成年口座に対応しています。 |
単元未満株取引(端株取引)が可能 | 単元未満株取引(端株)でも株主優待が貰える銘柄に投資できるので、端株取引に対応している証券会社が株主優待投資にはお勧めです。 いわゆる「隠れ優待銘柄」への投資に向いています。 |
貸株制度あり | 長期投資の投資家に第3のインカムゲインが得られる。 |
1位:SBI証券
長期投資向けなら株主優待をサポートする万全のサービス SBI証券は短期売買から中長期の長期投資までどちらにも使えるネット証券です。 取引手数料もネット証券最安値水準となっています。中長期投資におすすめの貸株制度もあるので、保有株を有効に活用することができます。 一般信用取引で空売りも可能なので逆日歩リスクを気にせずに、クロス取引をすることも可能となっています。 |
一般信用 |
未成年口座 |
端株取引 |
貸株制度 |
○ |
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○ |
○ |
2位:SBIネオモバイル証券
単元未満株取引が実質手数料無料で可能 最大の強みは1株単位で株の売買ができる単元未満株取引を全ネット証券の中でも最低コストで行うことができるという点が強みです。 ・端株優待狙い などで活躍します。株主優待投資におけるスーパーサブとして必携のネット証券といえます。 |
一般信用 |
未成年口座 |
端株取引 |
貸株制度 |
× |
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3位:auカブコム証券
一般信用取引で空売りができる!端株取引が可能。 一般信用取引で空売りが可能な証券会社の一つです。取引できる銘柄は他の一般信用取引で空売りができる証券会社と異なるので、複数の口座を持っておくことが「株主優待のタダ取り」には欠かせないポイントとなります。 |
一般信用 |
未成年口座 |
端株取引 |
貸株制度 |
○ |
○ |
○ |
○ |
4位:マネックス証券
未成年でも口座が持てる。貸株で長期保有が有利。 |
一般信用 |
未成年口座 |
端株取引 |
貸株制度 |
○ |
○ |
○ |
○ |
5位:松井証券
一般信用取引で空売りができる!未成年口座OK。 |
一般信用 |
未成年口座 |
端株取引 |
貸株制度 |
○ |
○ |
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