
靴下屋などを運営している「タビオ(2668)」が株主優待制度を一部変更すると2020年1月10日に発表しました。タビオは毎年2月末の株主に対して、靴下屋などで利用できるお買い物券を提供していましたが、長期保有株主に対しての優遇を導入。
一方で、2021年2月期からは継続保有1年以上が条件として付きます。長期保有株主に対する優遇を増強させた形ですね。
変更後のタビオの株主優待
- 100株以上:1000円(1年以上)、1500円(3年以上)
- 500株以上:5000円(1年以上)、8000円(3年以上)
- 1000株以上:1万円(1年以上)、1万6千円(3年以上)
2021年2月期より上記条件となるため、来年度以降も引き続き、タビオの株主優待が欲しいのであれば2020年2月の権利獲得以降保有し続ける必要があるという事になります。
最近は多くの企業が、株主優待に長期継続保有の条件を付けるようになってきました。企業もその瞬間だけの株主ではなく、長期に株を持ってくれる投資家を求めているわけです。
ただ、投資家の立場からすると、こうした長期保有条件が付くと、機動的に株を売れない……という状況になります。一旦株を手放すと株主番号が変わって、すぐに買い戻しても長期保有の前提を維持できなくなります。
そんな時に役立つのが、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)です。こちらは超低コストで単元未満株取引が可能です。1株単位で株を保有できるので、1株だけでも保持しておけば長期保有の条件を満たすことができます。
上手に活用しましょう。