ヤマザワ(9993)は山形県を地盤として、宮城、秋田に展開する食品スーパーを運営しています。株主優待は、自社買物券や、全国共通ギフト券などがあります。
この株主優待、従来は2月、8月末時点の株主に提供されていましたが、2020年8月より半年以上の継続保有が前提となります。2020年2月末分までは変更なしなので、2020年2月末までに購入し、そのまま売却しなければ条件は満たせますね。
いわゆる優待のクロス取引の排除目的ですかね。
ヤマザワの株主優待
2月:自社買物券または全国共通ギフト券。100株以上で自社買物券20枚(2000円分)または全国共通ギフト券1000円分。8月:自社買物券または新米セット(つや姫・雪若丸)。
ヤマザワのスーパーを利用する前提なら、自社買物券の方がお得ですね。対象地域外に住んでいる株主については商品券、または新米がいい感じです。
最近は多くの企業が、株主優待に長期継続保有の条件を付けるようになってきました。企業もその瞬間だけの株主ではなく、長期に株を持ってくれる投資家を求めているわけです。
ただ、投資家の立場からすると、こうした長期保有条件が付くと、機動的に株を売れない……という状況になります。一旦株を手放すと株主番号が変わって、すぐに買い戻しても長期保有の前提を維持できなくなります。
そんな時に役立つのが、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)です。こちらは超低コストで単元未満株取引が可能です。1株単位で株を保有できるので、1株だけでも保持しておけば長期保有の条件を満たすことができます。
上手に活用しましょう。