株式会社パルコ(8251)が株主優待を2019年8月末実施分で終了すると2019年12月26日に発表しました。こちらはパルコがJ.フロントリテイリング(3086)によってTOBを実施し、成立することでパルコは上場廃止となる見通しであるこからです。
子会社になって上場していない状況になれば、株主優待制度を設けておく必要性も薄いですからね。
なお、3086(J.フロントリテイリング)の優待は継続されます。
2月末の株主に対して大丸・松坂屋ご優待カードを提供。保有株数に応じて利用限度額がアップする。また、100株以上の株主に対してお買い上げ金額2000円ごとに100円分として利用できるパルコお買い物優待券も提供します。
J.フロントリテイリング(3086)の株主優待情報ページはこちら
最近は多くの企業が、株主優待に長期継続保有の条件を付けるようになってきました。企業もその瞬間だけの株主ではなく、長期に株を持ってくれる投資家を求めているわけです。
ただ、投資家の立場からすると、こうした長期保有条件が付くと、機動的に株を売れない……という状況になります。一旦株を手放すと株主番号が変わって、すぐに買い戻しても長期保有の前提を維持できなくなります。
そんな時に役立つのが、ネオモバ(SBIネオモバイル証券)です。こちらは超低コストで単元未満株取引が可能です。1株単位で株を保有できるので、1株だけでも保持しておけば長期保有の条件を満たすことができます。
上手に活用しましょう。