通信費 / 優待の使い方 更新日:2026年8月25日
スマホ代が安くなる株主優待を比較|楽天グループとTOKAI HD(LIBMO)

スマホ代を直接下げやすい株主優待には、楽天グループの「優待回線」と、TOKAIホールディングスの「LIBMO月額割引」があります。似て見えますが、前者は期間限定の新しい回線を使う制度、後者は対象サービスの請求額を下げる制度です。現在の回線をどう残したいかで選び方が変わります。
先に結論
優待回線を主回線またはデータ回線として使えるなら楽天グループ、LIBMOをすでに利用中または契約予定ならTOKAI HDが使いやすい選択です。どちらも申込みが必要で、株を持つだけでは適用されません。
楽天グループとTOKAI HDの違い
| 比較項目 | 楽天グループ(4755) | TOKAI HD(3167) |
|---|---|---|
| 優待の形 | 専用の楽天モバイル音声・データ回線 | LIBMO月額利用料の割引 |
| 必要株数 | 100株以上 | 100株以上 |
| 権利基準 | 第29期は2025年12月31日 | 毎年3月31日・9月30日 |
| 100株の内容 | 音声・データ30GB/月を6カ月無料。追加6カ月は継続要件あり | 月350円×6カ月、1回2,100円相当の割引 |
| 申込み | 専用サイトと本人確認。第29期は受付終了 | 基準日ごとに専用Webサイトから選択 |
| 向いている人 | 新しい回線を主回線・副回線として活用できる人 | LIBMOを利用中、または利用予定の人 |
| 価値の考え方 | 現在の料金、端末、通信量で変わるため一律換算しない | 100株では1回2,100円、年2回とも選べば4,200円相当 |
楽天グループは「無料の優待回線」をどう使うかがポイント
第29期は2025年12月末に100株以上を保有した株主へ、楽天モバイルの音声・データ30GB/月プランを6カ月無料で提供します。専用サイトでの申込みと本人確認が必要で、申込受付は2026年5月15日で終了しています。
追加6カ月の対象になるには、2025年12月末と2026年6月末の双方で、同一株主番号により100株以上を保有している必要があります。「最大1年無料」とだけ覚えず、最初の6カ月と追加判定を分けて確認するのが安全です。
使い方の例
- 主回線として使う:現在の回線から移す場合は、電話番号、対応端末、利用地域の通信状況、優待終了後の戻し方まで確認します。
- データ用の副回線にする:デュアルSIM・eSIM対応端末なら、普段の電話番号を残し、優待回線をデータ通信に使える場合があります。
- 予備回線にする:通信障害や外出時の補助回線として使う方法もありますが、端末のSIM仕様と回線の対応状況が前提です。
無料対象外の通信に注意
0570などから始まる他社接続サービス、一部特番、国際電話・国際SMSなどは無料対象外です。30GB超過後は速度制限があり、通常契約の「Rakuten Link」ではなく優待向けアプリを使うなど仕様にも違いがあります。
TOKAI HDはLIBMOの毎月の請求を下げる
TOKAI HDは3月末・9月末の年2回、5種類の優待から1つを選べます。100株以上300株未満でLIBMOを選ぶと、月350円を6カ月、合計2,100円相当の割引です。両方の基準日で条件を満たし、毎回LIBMOを選べば年間4,200円相当になります。
| 保有株数 | LIBMO割引 | 1回の合計 |
|---|---|---|
| 100~299株 | 月350円×6カ月 | 2,100円相当 |
| 300~4,999株 | 月850円×6カ月 | 5,100円相当 |
| 5,000株以上 | 月1,880円×6カ月 | 11,280円相当 |
LIBMOを利用しない場合は、水、QUOカード、食事券、TLCポイントを選べます。100株の優待利回りをDBで計算するときは、選択肢を合算せず、固定価値が明確なQUOカード500円×年2回を最低評価にしています。
申込期限を過ぎると受け取れない
申込みは専用Webサイトのみで、申込後の優待品変更はできません。公式FAQでは期限後の申込みを受け付けないと案内されているため、案内が届いた時点で手続き日を決めておくと安心です。
生活に合わせた使い分け
| 現在の状況 | 考えやすい使い方 | 確認すること |
|---|---|---|
| LIBMOを利用中 | TOKAI HDで毎月の請求を割引 | 契約名義、対象サービス、毎回のWeb申込 |
| 月のデータ使用量が30GB以下 | 楽天の優待回線を主回線候補として比較 | 通信エリア、通話、端末、期間終了後の回線 |
| 今の電話番号を残したい | デュアルSIM端末で楽天をデータ用副回線にする | 端末の対応バンド、SIM構成、発信回線の設定 |
| 家族の回線費を下げたい | 名義・本人確認・利用者条件を先に確認 | 優待SIMの譲渡禁止、契約名義、年齢条件 |
| 手続きを増やしたくない | 申込回数と期限を含めて比較 | 楽天は対象期の本人確認、TOKAIは年2回の選択申込 |
通信費だけでなく、端末代、番号移行、通話料、解約・再契約の手間も含めて比較します。株価下落や優待変更の可能性があるため、節約額だけを理由に株式を購入しないことも大切です。
申込み前のチェックリスト
- 自分が対象となる基準日・必要株数を満たしているか
- 申込開始日、締切、本人確認の期限をカレンダーへ入れたか
- 現在のスマートフォンが利用するSIM・eSIM・通信バンドに対応するか
- 電話番号を維持するか、新しい番号を使うか決めたか
- 無料・割引の対象外になる通話、SMS、オプションを確認したか
- 優待終了・変更後にどの回線へ戻るか想定したか
- 株主番号の継続条件がある場合、全売却や貸株の影響を確認したか
参考にした公式情報
免責・確認事項
本記事は優待制度と利用例を整理したもので、特定銘柄の購入や通信契約を推奨するものではありません。制度、申込期間、通信仕様、対象サービスは変更される場合があります。取引・申込み前に各社の公式情報をご確認ください。