配当以外のインカムゲインを得ることができる
株主優待は配当金以外にも、金券や商品券、または商品・招待券など様々な商品を企業によってはもらうことができます。こうした商品は特に、お金(配当金)と同じようにインカムゲインと捉えることも可能です。
株主優待としてもらうことができる商品やサービスは企業により様々ですが、中には現金換算すると非常に利回りが高いものもあります。
優待券はサービス利用者にとってかなりお得
株主優待の中には自社サービスの割引サービスなどがある場合もあります。こうしたサービスは本当にサービスを利用する場合はかなりお得になるケースが多いです。
例えば、自社サービスの割引券などは実際の利用金額などを考えると非常にお得になります。例えば、「9202:全日空」の場合、株主優待として航空機代金を半額(50%割引)にするような優待を設けています。飛行機代は場合によってはかなり高い値段となりますので、半額券はかなりお得な株主優待といえるでしょう。
実際、株主優待を換金するなり利用するなりした時の経済的利得を収益とした場合の利回り(優待利回り)は10%を超えるようなものも多数あります。
余った優待はオークションや金券ショップなどで売ることだってできます。
使わない優待もこうすることで活用できますね。
(参考:余った株主優待は売ろう)
優待以外のリターン(配当金や株価の上昇)も期待できる
株式投資においては優待以外にも「配当金」といって毎年会社から株主に対して支払われる利益の分配があります(配当を行わない無配の会社も存在します)。
また、業績が好調な会社は株価が上昇するという形での利益も期待できます。
このような利益が期待できるというのも株式投資の長所と言えるでしょう。
ただし、株主優待への投資は魅力だけではありません、当然ですが株式「投資」である以上はリスクも伴います。「株主優待のデメリット、リスク」ではこのマイナス点について詳しく説明していきます。